カテゴリー別アーカイブ: 体験談

中国で日本語教師の体験談

みなさんは、海外で働いた経験がありますか?海外で働いた経験のある方は、どんなお仕事でどこの国で働きましたか?良かったことや勉強になったことってどんなことがありますか?

そういう私はどうなのかと言いますと、海外で働いていた経験があるんです。もしかしたら、これから海外で働きたいと考えている方もいらっしゃるかもしれませんので、参考になるかどうかわかりませんが、私が経験したことについて簡単にご紹介しますね。

私の場合、日本語教師として海外で働いていました。そのため、あちらこちらの国で働いていたことがあるんですが、特に最近質問されることが多いので、私が働いたことがある国の中から中国の北京について書いてみたいと思います。
私が中国の北京で働いていたのは、もうずいぶん前の話なんですけれども、今思い返しても行って良かったと本当に思います。日本で仕事をずっとしていたらわからなかったこと、知らなかったことがたくさんあって、とても貴重な経験ができましたから。

日本語教師という仕事についてご存じない方もいらっしゃるかもしれないので、簡単に説明すると、日本語を母国語としていない外国人などに日本語を教える仕事のことです。
日本語教師と言うと、英語などの外国語がペラペラなのでは?という誤解もあるようですが、そんなことは決してありません。むしろ、外国語ができないことが武器になることもよくあります。

中国の教壇に立っていて、まず驚かされたことはというと、ものすごく環境が厳しかったということです。今の中国はそんなことはないとは思いますが。
たとえば、エアコンもなければ扇風機もありませんでした。停電も頻繁に起きました。断水もよくありました。机も砂埃だらけで、ペラペラの薄い紙のノートしかありませんでした。黒板も割れていました。

そんな状況の中で勉強しているんですが、みんな勉強できることが嬉しくてたまらないといった様子で、キラキラとした目をしていたのが印象的でした。ハングリー精神もすごくて、勉強意欲もものすごくありました。日本語ができるようになったら、こんなことがしたいあんなことがしたいと夢もいっぱい語ってくれましたよ。
また、中国語がまったくできない日本人というのがかえって良かったようで、あちらこちらに案内してくれたり日本語で親切にいろいろと教えたりしてもらえました。

教えるつもりが教えられたということが本当に多かったです。それと同時に、気づかされたことや反省させられたこともたくさんありましたよ。海外で働いていなければ得られない経験がたくさんできたと思います。
海外に出る前は、いろいろと悩むことも多いかもしれませんが、海外に行ってしまったら意外と腹が据わりますし、得るものもたくさんありますので、もし迷うようなら「エイヤー!」で思い切って行ってみることをお勧めします。私もそうでしたから。